自民党で女性初の総裁に選出された高市新総裁が今週前半に党役員人事を行うため、東京・赤坂の議員宿舎で人事の検討を進めてる。高市氏を支持していた麻生派からは所属する鈴木総務会長の要職起用に期待の声が出ている。今月中旬には臨時国会が召集されて高市氏が女性初の首相に起用される見通しとなっていることから、新内閣の閣僚人事も見据えて人事の検討を進めているとみられている。一方連立の枠組み拡大を巡って日本維新の会の藤田共同代表は「首相指名選挙までの短期間でそこまで詰めるのは難易度が高い」、「元々自民党とは憲法・外交安全保障などで危機感や課題意識が近いのでしっかりと議論できると思う」などとし、国民民主党の古川代表代行は「経済政策について高市氏とは近い考えなので、昨年合意したガソリン暫定税率廃止と年収の壁引き上げをまず実行してもらうことが色々な協議の大前提となってくる」などと話した。