通常、刑罰がある法律の新設は新しい犯罪や社会問題が発生した時。例えばストーカー規制法。ストーカー被害が問題化し同様の被害を防ぐ目的で作られた。今回の国旗損壊罪は現時点で問題化しているものではなく、国民の感情を保護。将来損壊されるのを防ぐ抽象的な目的だけで何の被害を防止するためか分からず異例。専門家は具体的な運用を見据えて細部まで詰められていない印象と解説。刑罰は国家権力の最も強い行使で、どんな行為が罰則の対象カあらかじめ明確にされるべき。自民党の条文案は人に著しく不快な方法で公然と損壊・除去・汚損した場合。専門家は不快の基準が不明確で国旗の扱いで何を不快に感じるかは人によって違うと指摘している。また損壊・除去・汚染もどんな行為を主に罰するつもりか不明。大事なのは処罰される行為は何か明確にさせること。今後の国会審議で具体的な処罰範囲をはっきりさせることが必要で、定義が明確にできないなら刑罰をなくす議論も必要。
