会見を開いた元福岡県議会議長の吉松源昭県議と元副議長の江藤秀之県議は、議長ポストなどをめぐり金銭授受があったと訴える中、専門機関に提出していた音声データの鑑定結果について報告した。これまで2人をはじめ4人の議長、副議長経験者が自民党福岡県議団の幹部らに金銭を渡したと主張しているものの、名指しされた幹部らはこれを明確に否定。中尾正幸元副議長をめぐっては、2019年吉松県議の議長就任前に金銭を要求したとされる際の音声データが公表されていたが一貫して否定し、先週「信頼を損ねた」と議員を辞職した。会見で吉松県議は、自身が公開した音声データについて、中尾氏の声と同一の可能性が高いと判定する専門機関の鑑定結果を明らかにした。県議会のドンである蔵内勇夫議長に関して、日本弁護士連合会のガイドラインに基づく第三者委員会の設置を強く求めている。蔵内議長は、第三者委員会の設置を否定し、弁護士など外部の有識者による調査を進めるとしている。
