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「船橋市立芝山中学校」 のテレビ露出情報

千葉県船橋市の漁港で大量に水揚げされた魚「コノシロ」。コノシロは東京湾に多く生息しており、船橋市の水揚げ量は全国のおよそ4割にのぼるが、ほとんどは魚の餌の原料などに使われ、取り引きの単価はコハダの10分の1以下にとどまる。「地元で多く取れる魚に十分な価値を付けたい」との思いで立ち上がった人がいる。卸売会社で海産物の買い付けや販売に携わる宗形健一郎さんは小骨が多いという課題に対処するため加工会社と協力して商品開発を始めた。これまで骨まで食べられるやわらか煮などを売り出したが、思うような反応は得られなかった。どうすればコノシロを知ってもらえるのか、今、水面下であるプロジェクトが進められている。それは幅広い世代が親しめるスナック菓子の開発。全面協力しているのは全国に展開するお菓子メーカー。あまり流通していない魚を使った新商品を検討していた。すり身を生地に練り込み数種類の味付けで試作品を制作。初めて口にする人にもいい印象を持ってもらえるよう議論を重ねた。コノシロを広めようという取り組みは地元の行政も後押ししている。去年から船橋市内の小中学校で給食の食材として採用し、すり身を使った揚げ物などを提供し、地元の魚に親しんでもらおうとしている。食用として十分に利用されてこなかったコノシロ。イワシやサンマなどいわゆる大衆魚の水揚げが不安定な中で今後、ニーズが高まっていく可能性もあるとしている。

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