デジタル化などで社会の変化が早くなる中、学び直しによってキャリアアップを目指すニーズが高まっている。千葉ロッテでかつて4番打者を務めた井上晴哉さん。プロレスラー・アジャコングさんに似ていることからあだ名は「アジャ」。去年、現役を引退。今年1月、球団の営業部へ入社した。ゼロからのスタートだった。法人営業部でイベントなどの提案を行う。イベント当日、井上さんは接客、トークショー、始球式でキャッチャーなど活躍した。千葉ロッテマリーンズは、現役時代から井上さんを営業向きと評価していた。知名度と気配りが営業先でも武器になっているという。井上さんは「一歩踏み出す。それによって自分の道が開けてきたのは間違いない」、千葉ロッテマリーンズ・BtoB本部本部長・吉川雅也執行役員が「大きなアドバンテージを持っている」と述べた。船橋市、千葉市、ZOZOマリンスタジアム。