熊川哲也は、SONY創業者・盛田昭夫の妻から紹介されたという天ぷら店「七丁目京星」を紹介。盛田がよく熊川の公演を訪れていたことから知り合い、食事の際には「1960年代の敗戦国だった日本のSONYがニューヨーク五番街に日本国旗を立て、数々の日本のライバル企業がそろって祝賀会を開いてくれた」などの様々な逸話を聞いたという。さらに、熊川が箱根の芦ノ湖沿いに持っていた別荘では盛田と隣同士で、周囲には児玉誉士夫など歴史上の人物の土地があったという。また、熊川はイギリス時代、ダイアナ妃と晩餐会でテーブルを囲んだり、フレディ・マーキュリーを本人と知らないまま会ったりしていたと語った。