- 出演者
- 島崎和歌子 加藤浩次 YOU 宇賀神メグ
今回のごちそう様は、バレエダンサーの熊川哲也。英国ロイヤル・バレエ団の最高位プリンシパルに昇格し、自ら設立したK-BALLET COMPANYは、今や日本を代表するトップバレエ団になった。熊川は、加藤浩次に対して「北海道の先輩。多少の緊張感も…」と漏らした。
オープニング映像。
生まれは旭川、育ちは札幌だという熊川哲也は、15歳で英国ロイヤル・バレエ・スクールに留学。バレエを始めたのは10歳と遅かったが、12歳の夏に「跳んだ時に空気と会話が出来た」と振り返り、そこからバレエが楽しくなったという。そして、15歳の時に札幌を訪れていたスイス人講師に見出され、海外へ向かった。最初に向かったスイスでは、踊る前から容姿を見て「君はヨーロッパで踊れる」と言われたという。
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- 猿飛佐助英国ロイヤル・バレエ・スクール
熊川哲也は、SONY創業者・盛田昭夫の妻から紹介されたという天ぷら店「七丁目京星」を紹介。盛田がよく熊川の公演を訪れていたことから知り合い、食事の際には「1960年代の敗戦国だった日本のSONYがニューヨーク五番街に日本国旗を立て、数々の日本のライバル企業がそろって祝賀会を開いてくれた」などの様々な逸話を聞いたという。さらに、熊川が箱根の芦ノ湖沿いに持っていた別荘では盛田と隣同士で、周囲には児玉誉士夫など歴史上の人物の土地があったという。また、熊川はイギリス時代、ダイアナ妃と晩餐会でテーブルを囲んだり、フレディ・マーキュリーを本人と知らないまま会ったりしていたと語った。
熊川のゆかりの地であるスイス・ローザンヌにある、世界のセレブに愛された五つ星ホテル「ボーリヴァージュ・パレスホテル」を紹介。自身も日本人として初めて金賞を受賞し、審査員も務めたローザンヌ国際バレエコンクールの50周年記念コンクールが今年の1月にあり、熊川は審査員として招待され、その際も宿泊したという。国際バレエコンクールの審査員は過酷だが、満身創痍の身体で飲んだ最後のマッカランが美味しかったと振り返った。また、英国ロイヤル・バレエ団に東洋人として初めて入団した当時のことを振り返り、食事は美味しくなく、今思えば差別と思うようなこともされたと明かした。他に、ベートーヴェン「第九」初版の楽譜などの古書収集が好きなどと話した。
熊川哲也の人生最高の一品は、北海道の新じゃがのふかし芋。父親の実家で、現在はいとこが営む「熊川農場」に子どもの頃から通っていて、ふかし芋にバターと砂糖をかけて食べていたという。
英国ロイヤル・バレエ団の札幌公演で故郷に錦を飾った熊川を、親族一同が新千歳空港まで見送りに来た際、母親がバレエ団の関係者にふかし芋を配っていたというエピソードを語った。
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Daiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO「眠れる森の美女」の告知。
加藤浩次と熊川哲也がトーク。熊川は、心配性で飛行機に乗るのが苦手だと話した。
加藤浩次は熊川哲也に対して「豪快なところと繊細な部分が両極端」と表現。熊川は「馬鹿と天才、紙一重みたいな」と返した。
人生最高レストランの次回予告。
「S☆1」の番組宣伝。バスケ48年ぶり自力で五輪決定。