中東情勢を受け中国では24日、レギュラーガソリンの価格が値上げされ、1リットルあたり197円に設定された。ロシアがウクライナへ侵攻した2022年以来の高い水準。中国は消費する原油の約7割を輸入に頼っており、そのうち約13%がイラン産だったという。日本よりも石油備蓄が少ないアジア諸国は、原油の高騰に苦しんでいる。フィリピンでは燃料の供給に差し迫った危機が生じているとして、大統領がエネルギー非常事態を宣言。燃料や石油製品の調達で契約金額の一部前払いを可能にしたり、燃料や食品などの供給や流通を統制するための委員会を設置したりしている。BBCによると、スリランカでは燃料を節約するために、毎週水曜日を休日にして週休3日するという。タイ政府では、エアコンへの依存を減らすために、スーツから半袖Tシャツに切り替えるよう職員らに呼び掛けている。ミャンマーでは、自家用車の使用をナンバープレートの番号に応じて1日置きに制限している。
