自民党総裁選挙がきょう告示。立候補したのは9人で推薦人が必要となった今の仕組みでは過去最多。高市早苗氏は「再チャレンジだが今度は勝ちに行く」とし、小林鷹之氏は「最後の最後まで全力で走り抜く」と話し、林芳正氏は「日本、党のために働かなければならない」とコメント。小泉進次郎氏は「迷ったらフルスイングで4番バッターで頑張る」と話し、上川陽子氏は「スタートラインに立った。気合が入っている」と挨拶、加藤勝信氏は「総裁への道を切りひらいていく」とコメントし、河野太郎氏は「使命を果たしたい」とする。石破茂氏は「最後の戦いと位置付け必ず勝利を目指す」と話し、茂木敏充氏は「結果にコミットする」とコメント。午後1時からは、党本部で立会演説会が行われ、9人の候補者が立候補の決意、政治とカネの問題を受けた党改革や政治改革の在り方などを述べた。高市経済安保相「強い強い日本列島をともに作っていこうではないか」とし、小林鷹之氏「夢と希望を感じられる世界をリードする日本をつくる」コメント、林官房長官「一つ一つの不安を政策、政治でしっかり解決をしていく。日本がどんどん成長していき、税収も増えていく。経験と実績を日本のために使い切りたい」とし、小泉進次郎氏「一人一人の人生の選択肢の拡大を進める。年収の壁の撤廃、労働時間規制の見直し、選択的夫婦別姓の導入など選択肢を広げる」話し、上川外相「私だからこそ覚悟を持って困難に立ち向かうことが出来る」とコメント、加藤元官房長官「国民の所得倍増を成し遂げ改革を加速化し新しい日本をともに作っていく」し、河野太郎デジタル相「傷だらけになっても改革をやり遂げた実績をぜひ見てほしい」とアピール、石破元幹事長「憲法改正、自衛隊を明記する必要な事だが安全保障基本法がない」とし、茂木幹事長「増税ゼロでの政策の推進を行う」とコメントした。候補者はそれぞれFEC(米国連邦選挙委員会)、政党交付金、財務体質、政策活動費に言及。自民党総裁選挙などに言及。総裁選は全国の党員党友による投票が行われ、国会議員票と、それと同数の党員票の合計で争われる。国会議員の投票は今月27日に行われ、前日26日までに投票が締め切られる党員票と合わせて、その場で開票され、新しい総裁が選出されることになっている。こうした中、新しい総理大臣の指名選挙を行う臨時国会について、政府与党は来月1日に召集する方向で調整に入った。衆議院議員の任期が残り1年余りとなる中、新しい総理大臣が早いタイミングで衆議院の解散に踏み切るのではないかという見方が与野党双方にあり、臨時国会では、その動向が焦点となる見通し。