アンビリアカデミー賞 スゴい日本人部門 第1位は、「恩送り」に込められた奇跡の連鎖 人生を救われた男。ダメ元で東京の有名百貨店を訪れた南都さんだったが、担当者は味見をすることなく商品の買い取りを決めた。さらに、他の百貨店に営業で訪ねてみても同じだった。実は、もぎ豆腐店の茂木稔さんが三之助豆腐を納品するたびに下仁田納豆のサンプルを置いていってくれていたという。こうして多くの百貨店に置いてもらえるようになった下仁田納豆。今では全国190社と取引するまでに成長した。その後も茂木さんと南都さんの付き合いは続いたが、今から11年前、茂木さんは癌のためこの世を去った。南都さんは茂木さんからしてもらったことを次世代に繋げていきたいと話した。