茨城県は那珂市にある茨城県植物園に宿泊施設などを備えてリニューアルする施設「林音(RINNE)」を11月29日に開業すると発表した。林音は茨城県植物園と茨城県民の森を大幅にリニューアルした施設で、県は11月29日に開業すると発表した。泊まれる植物園をテーマにリニューアルされ、運営は民間会社が担いグランピングやコテージといった宿泊施設が45棟設けられ、最大188人収容でき、温浴施設やバーベキュー場も整備される。また、宿泊者を対象にした園内のライトアップショーや県民の森ではワイヤーロープを滑って渡るジップラインなども楽しめるという。入園は無料で宿泊施設や温浴施設など各施設の利用は有料。県によると茨城県植物園の来園者数は老朽化などのため、令和5年度は約5万人とピーク時の20%程度に落ち込んでおり、運営会社は入園者数を2030年度に38万人とする目標を掲げている。