- 出演者
- 北村紀一郎 田代杏子 池田達郎 岡野暁 大橋拓 兼清麻美 田中秀樹 手嶌真吾 坂下恵理 小掛雄太 伊田晃都 豊田晴萌 都倉一士
オープニング映像。
徳島の中継映像を背景に気象情報を伝えた。
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- 徳島県
県内有数の栗の産地・美祢市では厚保地区を中心に栽培された栗を「厚保くり」のブランドで出荷している。JAによると、多い年は1日あたりの集荷量が1000キロ近くあるが、今年は猛暑や害虫などで200キロ前後の日が続いている。JAの直売所では今シーズンは「1人2キロまで」の制限を設けて販売。
地元の商品を全国に広めるため認定した商品を支援する取り組みを行っている下関市で、きのう新たに選ばれた商品10品に認定証が授与された。下関市役所で行われた授与式では前田市長が「下関を代表する商品だと思う。一緒に盛り上げていきましょう」と激励した。新たに認定された10品は専門家の1次審査を経て、100人が試食する2次審査で過半数の票を獲得。今後、市内のスーパーマーケットや道の駅などで販売するなど、下関市の認定産品としてPRされる。
日本原燃は去年27回目の工場の完成延期を発表後、新たに来年度中の完成目標を掲げ、原子力規制委の審査で今年11月までに設備の安全対策に関する説明を終えるとしていた。きのう行われた審査会合で日本原燃は、11月までに説明することは難しく次の会合までにスケジュールを見直すとした。特に設備が破損し水があふれた場合の対策などで説明が滞っているとして、同じ分野での審査を経験した電力事業者から人員の支援を受けて検討を加速させることなどを説明。これに対し、規制側はスケジュールありきではなく納得感が得られるよう説明の計画を立てるよう求めていた。日本原燃は来年度中の完成目標を維持するとしているが、今後審査のスケジュールが後ろにずれ込むことは避けられない見通し。
八戸市では新たな特産品にしようとで栽培したブドウを使用して、地元で醸造したワインを「八戸ワイン」と名付け、官民一体となってブランド化と販売促進に取り組んでいる。中村倉雄さんのブドウ園では主力品種「メルロー」の収穫作業がきょうから始まった。八戸ワイン用のブドウの収穫開始から9年目の今年は過去最多の約25トンの収穫が見込まれている。八戸ワイン用のブドウの収穫は来月下旬まで続き、市内2か所のワイナリーに出荷され、来年の夏ごろ以降ワインとして販売される予定。
きょう商業運転を開始したのは福島市の先達山に東京の事業者が建設したメガソーラーで、東京ドーム13個分に相当する約60ヘクタールに9万5000枚のパネルが設置されている。建設工事は県の開発許可を受け進められたが、景観の悪化や土砂災害への懸念などで住民が反発。事業者は工事による景観変化は大きくはないと予測を示していたことから、市は予測通りの景観に近づける対応を求めている。また、反射光がまぶしいという指摘に対しても、事業者はこれまで具体的な対応策を示していない。このメガソーラーをきっかけに福島市は適切な維持管理を義務づける条例を制定したが市町村の権限には限界があり、メガソーラーと地域との共生のあり方が問われている。
カープ・田中広輔と松山竜平がチームの来シーズンの戦力構想から外れていることが分かった。2人は現役続行を希望している。田中選手はドラフト3位で2014年に入団し、4年目には盗塁王と最高出塁率のタイトルを獲得。翌年にはゴールデン・グラブ賞に輝いた。リーグ3連覇を果たした2018年まで3年連続で全試合出場。その後は右ひざの手術や打撃不振に苦しみ、今季は14試合の出場で打率.167にとどまっていた。松山選手は2008年に入団し、リーグ3連覇に貢献した。昨シーズンは打率1割台と不振で、今シーズンは1軍での出場機会はなかった。
佐賀駐屯地では夜間での操縦の技能や判断力習得を目的とするオスプレイの夜間の飛行訓練がきのうから始まった。初日のきのうは午後6時すぎから約2時間行われ、オスプレイは駐屯地南側の有明海上空を何度も旋回し、夜間に安全のために点灯させているブレードの先端の緑のライトが光る様子も確認できた。県や佐賀市によると、これまでに夜間訓練に関する苦情などは寄せられていない。防衛省の運用計画では夜間の飛行訓練は午後5時~午後10時の間に行い、年間75日程度、1日あたり約5回の離着陸を見込んでいる。
1995年に日米両政府が合意した那覇軍港の浦添市沖への移設をめぐり、防衛省は大型商業施設の向かいの海域に約49haのT字型の代替施設を建設する計画で、埋め立て事業の環境影響評価の項目や調査手法などを記した「方法書」を公表した。「方法書」について「日本環境会議」理事会は声明をまとめ、「環境影響評価法の規定によれば米軍の港湾施設の建設・供用に伴って生じる影響も調査・予測・評価し、必要な環境保全措置を講じなければならない」と訴えている。そのうえで、施設の使用開始後の影響も「方法書」の評価項目に加えるよう求める声明を送付。一橋大学・寺西俊一名誉教授は「環境影響評価法の規定に明らかに反しており、違法なことを容認するわけにはいかない」などとコメントしている。
本部町の沖縄美ら海水族館は沖縄本島周辺の調査でハゼの仲間である魚が国内で初めて見つかったと発表。見つかったのは体長2~3cmほどの体が黄色いハゼの仲間で、水族館は「クガニウミタケハゼ」と命名し学術誌に報告。このハゼはインド洋から西太平洋の熱帯地域に分布しているが詳しい生態は不明で、日本周辺では確認されたことはなかった。無人の潜水装置「ROV」を使って本島周辺の水深約100mの調査で発見。先月には世界で初めて生きたままの採取に成功し、水族館は今後、生態解明に取り組むことにしている。
日本遺族会の調べによると、会員は6年前と比べて4割近く減っている。日本遺族会では若い世代にも戦争の記憶を伝えていこうと孫などで作る青年部を各地で設立。山形でも設立され、去年から子どもの証言を撮影する取り組みをはじめた。遺族の証言を記録するインタビュー。撮影を担ったのは大学生の清水蒔咲さん、父親を戦争で亡くした祖母からの誘いをうけてこの夏から取り組みに加わった。撮影したのは父親をフィリピンで亡くした男性、高校進学をあきらめたという。この日、青年部のメンバーが集まって撮影した映像を編集について相談した。活動を続ける中、清水さんは祖母からも話しを聞いてみたいと強く思うようになった。戦地から届いた手紙には幼子を気にする父親の姿があった。清水さんは戦争の記憶を紡ぐ決意。
宮崎市は市内のホテルなどに宿泊した人から徴収する宿泊税を来年7月から導入する方針。宿泊税はこれまでに東京など全国12の自治体で導入されているが、県内では初めて。宮崎市の宿泊税は1人1泊につき200円。宮崎市民も対象となる。市内のホテルなどに宿泊した人の一は去年はのべ241万6000人にのぼっていて、宿泊税が導入されれば単純計算で年間4億8000万円余りの財源が生まれることになる。市は国内外からの観光客の取り込みや観光資源の磨き上げなど、幅広い事業に充てたいとしている。
延岡市の五ヶ瀬川沿いの通称「コノハナロード」で綿花が見頃を迎えている。市内にある旭化成の工場で綿花を原料にした繊維が生産されていることから、地元の市民グループが10年ほど前から栽培していて、今年も6月に苗が植えられた。来月5日には「コットン収穫祭」と題したイベントが行われ、綿花のついた枝が無料でプレゼントされるということ。
一部の物質が有害とされる有機フッ素化合物「PFAS」の濃度を下げる技術の実証事業で、吉備中央町では土を採集するための掘削作業がきのうから始まっている。吉備中央町では浄水場から高濃度のPFASが検出され、おととし、発生源とみられる使用済み活性炭を入れた袋が撤去された後も県が水質調査を続けている。現在は対策が講じられ、浄水場の水は飲料水として使用できる状態になっているが、活性炭が置かれていた付近の沢では先月の調査でも国の指針値の1680倍のPFASが検出されている。使用済み活性炭が置かれていた現場の土を採集する掘削が始まり、作業員が重機で掘った土を1トンずつ大きな袋に入れた。掘削は11月上旬まで行われる予定で、環境省は集めた土を粒子の大きさごとに分けて洗浄するなど、PFASの濃度を効果的に下げるための知見を得ようと行う実証事業に使用する。
常陽銀行は再来年に入行予定の新卒を対象にITやデジタルを専門とした採用枠を新たに設けることが分かった。常陽銀行は転勤があるかないかの主に2つの採用枠を設けていて、専門職の枠はなかったが、来年の春以降に採用活動を行い、再来年4月に入行する新卒を対象にIT・デジタルを専門とした採用枠を数名分、新たに設けることになった。銀行内のシステムや顧客向けアプリの企画・開発、デジタル戦略の立案などの業務にあたるという。高専(高等専門学校)などでも採用説明会を行い、学生へのアピールを強化する。情報処理推進機構が今年、企業に行った調査ではデジタル化を進める人材が大幅に不足していると回答したのは6割近くとなっていて、今後、地域の企業でも専門人材の採用が本格化しそう。
茨城県は那珂市にある茨城県植物園に宿泊施設などを備えてリニューアルする施設「林音(RINNE)」を11月29日に開業すると発表した。林音は茨城県植物園と茨城県民の森を大幅にリニューアルした施設で、県は11月29日に開業すると発表した。泊まれる植物園をテーマにリニューアルされ、運営は民間会社が担いグランピングやコテージといった宿泊施設が45棟設けられ、最大188人収容でき、温浴施設やバーベキュー場も整備される。また、宿泊者を対象にした園内のライトアップショーや県民の森ではワイヤーロープを滑って渡るジップラインなども楽しめるという。入園は無料で宿泊施設や温浴施設など各施設の利用は有料。県によると茨城県植物園の来園者数は老朽化などのため、令和5年度は約5万人とピーク時の20%程度に落ち込んでおり、運営会社は入園者数を2030年度に38万人とする目標を掲げている。
三重県津市の新酒の仕込みの映像が紹介された。杜氏の増田明弘社長は「お客様の手元に届いてもフレッシュなタイムラグ的なことを考えながら、いかに若い状態でお酒を出していくかが一番頭を悩ませている。」などと話した。
「列島ニュース」の番組宣伝。このあとはテレビ体操、最新ニュースを挟んで列島ニュースは午後2時5分から。