2025年9月29日放送 13:05 - 13:55 NHK総合

列島ニュース
兵庫 大人用オムツをおしゃれに

出演者
福田光男 田代杏子 池田達郎 鹿島綾乃 高瀬耕造 横林良純 酒匂飛翔 浅野達朗 坂下恵理 市来秋果 増村聡太 勝川沙友里 山本未来 
(オープニング)
オープニング

オープニングの挨拶。

(気象情報)
気象情報

気象情報を伝えた。

名古屋局 昼のニュース
浸水の地下駐車場 車の搬出始まる

今月中旬の記録的な大雨で270台余の車が水に浸かる被害が出た三重県四日市市の地下駐車場「くすの木パーキング」で、駐車場を運営する第三セクターの会社は、被害を受けた車の所有者の特定などを進めていたが、きょうから車の搬出作業を始めた。運営会社によると、まず作業の妨げになっている通路上の車両などから順次搬出を始め、市内にある仮置き場まで運んだあと所有者に引き渡すという。運営会社によると被害を受けた274台すべての所有者が判明していて、きのうまでに1台を除く所有者と連絡がついているという。搬出の費用は運営会社が負担するが、車の補償を行うかどうかは決まっていない。運営会社はあさってから搬出作業を本格化させるとしているが、すべての車の搬出を終える時期のめどは立っていない。

福島局 昼のニュース
帰還・移住進める大熊町で移住者どうしの結婚式

東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で一時、全域に避難指示が出され復興に向けて帰還や移住が進められている大熊町で、事故の後、町に移住してきた人同士の結婚式がきのう行われ、多くの町民が祝福した。式をあげたのは神奈川県出身の沖野昇平さんと、郡山市出身の遠藤綾夏さん。大熊町では3年前までに町の面積の約半分で避難指示が解除された。式は義務教育学校とこども園を合わせた町の教育施設「学び舎ゆめの森」で行われ、約200人が参列した。事故の後、町に移住してきた2人は、同校の教育に関わりがあることからここで式をあげることを望み、町の職員や移住者の仲間などが手伝った。式では、大熊町特産のイチゴと、かつて町でよく栽培されていたキウイの風船で指輪が運ばれる演出が行われた他、会場の参列者で校歌を歌うなどして2人の門出を祝っていた。

田んぼ脇の農道にユニークなかかし

福島県内でコメの収穫が盛んに行われる中、郡山市安積町の柴宮地区では田んぼ脇の農道沿いに地元の人たちが作ったユニークなかかしが展示されている。今年は今月上旬から約50体が展示されていて、このうちスーツを着て帽子をかぶったかかしは、去年亡くなった郡山市出身の俳優・西田敏行さんをイメージして作られ、顔には西田さんの優しい表情が描かれている。また先週最終回が放送された連続テレビ小説「あんぱん」にちなんだアンパンマンや、NHKの番組でお馴染みのチコちゃんのかかしも並んでいる。スタジオジブリの映画「千と千尋の神隠し」に登場するキャラクターを表現した2m以上のかかしは、今月行われた審査会で最優秀賞に選ばれた。かかしの展示は来月4日まで行われている。

広島局 昼のニュース
広島県の養殖かき 2年連続で水揚げ遅れる

広島県特産の冬の味覚・かき。養殖のかきの水揚げは例年、10月1日から行われていたが、今シーズンは猛暑などの影響で20日ほど遅れることになった。水揚げが遅れるのは2年連続。広島県は養殖かきの生産量が全国の約6割を占め、日本一となっている。水揚げを遅らせる理由は、猛暑の影響で海水温が高くかきが育つまでに時間がかかっていることや、大量に発生するかき殻で集積場がひっ迫するケースがあり、水揚げの期間を短くすることでかき殻の発生を抑制するためだという。

佐賀局 昼のニュース
DNA鑑定不正 “チェック機能に要因”

佐賀県警察本部の科学捜査研究所の元職員によるDNA鑑定の不正について、県警はきょうの会見で「チェック機能に要因があった」として、上司による鑑定の立会の徹底や研究員の増員、鑑定を複数人でチェックするなどの、再発防止策を明らかにした。佐賀県警察本部は「科学捜査研究所の40代の男性の元職員が、約7年にわたってDNA鑑定を行ったように装い、ウソの報告をするなど計130件の不正行為が確認された」として、今月、懲戒免職にするとともに証拠隠滅などの疑いで書類送検した。不正をめぐっては佐賀県弁護士会などが第三者委員会を設置して再検証するよう求めているが、県警はこれまでの調査を踏まえて、「捜査や公判に影響はなかった」として、設置の必要はないという姿勢を示している。

オスプレイ夜間飛行 きょう午後5時以降

佐賀駐屯地に配備された陸上自衛隊の輸送機・オスプレイの、初めてとなる夜間の飛行訓練は、きょう午後5時以降に始まり、駐屯地周辺の有明海上空を飛行する見通し。佐賀駐屯地に配備された17機のオスプレイの飛行訓練は、段階的に範囲を広げながら九州各地の自衛隊施設で行われている。きょうから始まる夜間の飛行訓練は、夜間の操縦の技能や判断力の習得を目的としていで、きょう午後9時半ごろの終了を見込んでいる。駐屯地によると、ホームページ上では当初、午後8時ごろとしていた終了時刻を延長した他、「予備日」としていたあすも「実施日」として訓練を行うという。防衛省の運用計画では、夜間の飛行訓練は午後5時~午後10時までの間に行い、年間75日程度、1日あたり約5回の離着陸を見込んでいる。

金沢局 昼のニュース
大の里 横綱昇進後初優勝 一夜明けて会見

大相撲秋場所で横綱に昇進してからは初めてとなる5回目の優勝を果たした大の里が、千秋楽から一夜明けて茨城県阿見町の二所ノ関部屋で会見し、「今までの優勝とはひと味違う感じ」と心境を話した。大の里は横綱どうしの16年ぶりの優勝決定戦を制した。大の里は地元・石川県への思いも語った。

松山局 昼のニュース
「新居浜太鼓祭り」 ルートの変更決定

新居浜市で来月行われる「新居浜太鼓祭り」で、参加者による暴力行為が多発しているとして、地元の企業(住友グループ4社)が太鼓台が通るルートの変更などを申し入れていた問題で、祭りを実施する協議会は今年はルートを変更することに決めた。さらに毎年、この工場の前で披露していた祭りの見せ場となっている「かきくらべ」も行わないという。住友グループによると、取引先の企業に対して従業員が祭りで暴力行為に加担した場合には、取り引きを中止することも検討するとした異例の対応を取ることにしている。住友グループは「暴力行為がないように取引先の企業でも社員にしっかりと周知してもらい、平和な祭りになることをのぞみます」と話している。

被災地派遣職員の活動拠点にキャンピングカー製造団体と協定

国土交通省・四国地方整備局は、南海トラフ地震などの大規模災害に備え、キャンピングカーの製造会社などで作る団体「日本RV協会」と協定を結んだ。被災地に派遣された職員・緊急災害対策派遣隊「TEC-FORCE」の活動拠点として、キャンピングカーを活用するもので、全国の地方整備局では初めて。四国地方整備局によると、去年の能登半島地震の際には、派遣した職員が途中で宿泊施設に立ち寄りながら被災地に向かったため、到着まで時間がかかったということで、移動の途中や被災地でも宿泊して活動拠点にできるキャンピングカーに着目したという。同様の協定は全国の自治体などが「日本RV協会」と結んでいる。四国地方整備局は「職員の移動時間を短縮し、災害への対応力を向上させていきたい」としている。

NHK NEWS WEB
ホテル高騰 変わる旅のカタチ

ホテル代が高い!変わる旅のカタチ。神戸港と高松港を往復して主に貨物の輸送に使われてきたフェリー。今年2月からは、この船の中の個室を貸し出して、夜から次の朝まで一泊してもらおうというサービスが始まった。神戸発で高松に着いても高松でおりることはできない。そのまま船の中にとどまって神戸に戻る。船の中には足湯もある。このフェリーを利用している人は開始から半年余で800人以上になるそう。軽トラックをキャンピングカーに仕立てた軽キャンが今、流行っているそう。一般的なキャンピングカーに比べると、車の価格や維持費が安いというところも人気。どこにとめるかというと、コンビニの駐車場。どこのコンビニでもできるわけではない。このコンビニのチェーンが今、千葉県内の7つの店舗で7月から実証実験を行っている。チェックインするのはコンビニのレジ。インターネットで事前予約をしておいて、一泊2700円程。ごはんをコンビニで買ったりとか、電源やトイレを借りることもできる。新しい夜行特急列車は、JR東日本が再来年の春に導入を予定していて、東京の駅を午後9時に出発して、半日がかりで青森駅に到着するダイヤを想定している。

列島ニュースアップ
誰もが気軽に!おしゃれおむつ

一見ズボンのようだが実はおむつ。多彩なデザインや形にすることで、おしゃれに履ける大人用おむつを作る取り組みが、尼崎市で進んでいる。おむつのデザインに取り組む平林景さん。これまで車椅子ユーザーの服の開発など、障害のある人の生活の向上に繋がる活動をしてきた。ストライプの入ったスタイリッシュなものや、レースをあしらったものなど、これまで100種類程試作を重ねてきた。平林さんがおむつに関心を持ったきっかけは、車椅子を利用するお客さんから悩みを聞いたことだった。おむつ本来の機能は維持したまま、誰もが履きたいと思えるものにするにはどうすればいいのか。実際に色を塗ったり使いたい素材と組み合わせたりして、様々なデザインのものを試作してきた。より多くの人に知ってもらうためにも、発信する場を設けたいと、平林さんが考えていた時だった。おととし万博のイベント募集に応募したところ採用され、今年6月、ファッションショーを行うことができた。インナー用やそのまま外出できるものなど、これまでにないオシャレなデザインに、会場は大盛り上がりだった。この日、平林さんの事務所にやってきた牧野美保さん。脊髄炎で排泄障害がある。万博でのファッションショーを見て、自分も履いてみたいと思った。牧野さんはおむつは使用していないが、旅行や多目的トイレが見つからない時など、使いたいと思う場面が度々あった。様々なデザインの中から選んだのが、おむつとズボンが一体化したもの。ズボン部分はゴム素材でできているため伸縮性があり、車椅子でも脱ぎ着しやすいよう工夫されている。おしゃれなおむつに高い需要があることを実感した平林さん。企業からも本格的な製品化を目指したいという声が届いている。この日は新たな製品作りに向けて打ち合わせが行われた。ここは不織布など繊維を扱う会社で、多様なおむつを商品化すれば新たな需要が生み出せると考え、協力することにした。平林さんは障害者や高齢者だけでなく、誰もが気軽に利用できるものになればと考えている。例えばコンサートなど長時間トイレに行きづらい場合にと、若い人向けに考えたカラフルなおむつ。撥水性の高い素材を使いスポーツなどアクティビティ向けに考えたものもある。

松江局 昼のニュース
「ばけばけ」放送開始 松江でパブリックビューイング

連続テレビ小説「ばけばけ」の放送がきょうから始まり、主な舞台となる松江市で初回放送のパブリックビューイングが開かれた。「ばけばけ」は明治時代の作家・小泉八雲の妻セツをモデルにしたドラマ。会場には主人公の父親「司之介」役を演じる岡部たかしさんと、小泉八雲のひ孫の小泉凡さんも訪れ、事前に申し込んだ約440人の人たちと一緒に初回放送を見入っていた。この後、会場では岡部さんと小泉さんのトークセッションが行われた。

熊本局 昼のニュース
朝食を食べよう!パンなど無償提供の取り組み

1日の始めに朝食をしっかり食べてもらおうと、熊本市中央区の本荘小学校で子どもたちにパンなどを無償で提供する取り組みが始まった。取り組みは地域全体で子どもを育てようと、地元の社会福祉協議会が企画した。食べてもらうのは地元企業やフードバンクから無償で提供を受けたパンやジュースで、今朝は午前7時半すぎに登校したばかりの子どもたちが続々と集まった。今朝は約7割の児童が提供されたパンなどを食べたという。取り組みを企画した本荘校区社会福祉協議会によると、不定期であるものの月に1回程度はできないか検討しているという。

小泉八雲の魅力に迫る 益城町で講演会

きょうから小泉八雲の妻セツをモデルにした連続テレビ小説「ばけばけ」の放送が始まるのに合わせて、きのう八雲の作品の魅力に迫る講演会が益城町で開かれた。八雲がセツと出会った松江市のほか、熊本も舞台のひとつとなっている。講演会では八雲の研究を続ける島根大学の宮澤文雄准教授が講師を務めた。この中で宮澤准教授は、「八雲は地域に伝わる民話などを物語にしていった。妻のセツが八雲に語って聞かせていく過程で、独自の解釈や情念が加わり、さらに作品の芸術性が高まった」と指摘した。また、「セツは語り聞かせに夢中になるあまり、寝ていても怖い夢を見てうなされていた」というエピソードなどを紹介した。

中継
朝ドラ「ばけばけ」が生まれた町

「ばけばけ」の主な舞台となっている島根県松江市より中継。松江大橋は松江のシンボル。松野トキのモデルになった妻・小泉セツ、ラフカディオ・ハーン・小泉八雲もこの橋を通ったとされている。ハーンが松江にやってきた明治23年にもこの辺りに旅館(旧富田旅館跡)があった。そこにハーンはまず滞在していた。大橋川を挟んでその対岸には、松野家の皆さんがここへ移り住んできた。川を挟んでハーンとセツが向かい合う、その2人の物語が始まる場所と言ってもいい。250年以上前に創業した、「ばけばけ」作りの参考にもされた縁のある薬局。夜には漢方薬局として営業している他、街角博物館という活動もしていて、当時の貴重なものが残っていて展示、販売などがされている。この店は当時の松江で唯一、ビールを販売していた。八雲もこの店に来てビールを購入し、夕飯の後、必ず2本ビールを飲んでいたという記録も残っている。ヒロインの父・松野司之介役・岡部たかしさんが登場。

(気象情報)
気象情報

気象情報を伝えた。

(エンディング)
エンディングトーク

暑さ対策はしていないか。冷房を昨夜、初めて夜間に切った。水分はとる。

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