2年越しに宇治の茶園にやってきたドイツ出身のフローラさん。この茶農家では新芽を天ぷらにして食べることも出来るという。収穫ができるのは新芽が柔らかい1か月間の間のみで、サッカースタジアムほどの大きさに40人のお茶摘みさんと呼ばれる方が新芽だけを摘んでいくとのこと。茶摘みは新芽だけをひたすら10時間ほど摘んでいくという根気のいる作業で、森さんは20年やっているという。また明治45年の唱歌「茶摘」も披露され、当時茶摘をする女性たちはニッポンの風物詩とも言われていた時代であった。2時間ほどで一旦茶摘を終えると、計量を行い重さがお茶摘みさんの報酬額に反映される。フローラさんは0.78kgで、森さんは6.82kgであった。