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「草野碧」 のテレビ露出情報

第172回直木賞の受賞作、伊与原新「藍を継ぐ海」。著者・伊与原さんは作家になる前は地球惑星科学の研究者だった。今作は日本各地の自然を舞台に科学的な知識や視点が盛り込まれた5点の短編集になっている。表題作「藍を継ぐ海」は徳島県の過疎化が進む漁師町が舞台。主人公の沙月は閉塞感を感じながら暮らす中学生。その町にウミガメが産卵にやってくる。沙月はウミガメの卵を自分で孵化させようと持ち帰るのだった。ウミガメについて学んでいく沙月。伊与原さんは元々地磁気の研究をしていたそう。「タメになるのが最強のエンタメだと思う」と話した。物語は進み沙月の秘めた思いとウミガメの生態が重なっていくのだった。

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