平成24年5月13日、豊臣秀吉の小田原攻めのとき、この地であった戦を再現する「寄居北條まつり」が行われ武者姿の男たちが河川に臨んだ。1590年、荒川に臨む鉢形城の主、北条氏邦は僅か3500の兵で豊臣方の前田上杉勢5万を相手に必死の攻防戦を繰り広げた。まつりはその戦の再現。大砲の音がとどろく中河川敷で鎧兜を身に着けたおよそ500人の男たちが北条方と豊臣方に分かれて戦う。1か月に及ぶ攻防の末、北条氏邦は兵の身の安全を条件に城を明け渡した。400年余りの時を経てよみがえる歴史絵巻。
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