子育て世帯は勿論のこと、単身者にとってもネットスーパーは大変強い味方といえる。自宅以外にも配送するのが今、スタンダードになりつつある。ベイシアは関東・東海など51店舗でネットサービスを展開するが、配送先で好評なのが、2時間幅での日時指定。配送料は220円と440円に設定され、会社や介護施設、職場にも届けてくれる。ベイシア広報室担当者は「日中自宅にいない方が買い出しに行く手間を軽減できると好評。洗剤など日用品も注文が多い」と話す。スーパーマーケット研究家・菅原佳己によると「鬼のような速さで配達するネットスーパーが登場している」という。そのサービスとは「鬼速ネットスーパーOniGO」で、当日最短20分でお届けし、配送料も一律330円。エリアは1都3県、大阪、愛知など。提携しているスーパーはイトーヨーカドーなど5社。例えば帰りがけに電車の中で注文したり、悪天候の日に活用できる。「ネットスーパーを利用したことがあるか」という20〜60代までのアンケートで「利用したことは無いが知っている」が55.8％。「利用したことは無いし知らない」が19.8％で「利用したことが無い」人は7割以上。「今後利用する場合気になるのは？」を聞くと、送料、値段、食材の鮮度、受け取り時間の柔軟性の順に回答があった。