ジャニーズ事務所の記者会見では質問が「1社1問」に限られていたが、挙手しても指名されない記者が語気を荒げる一幕があった。関係者によると、会見の運営を任されていたPR会社が「指名しない記者」をリストにしていたことが判明した。会見について打ち合わせが行われた際、リストを見た井ノ原快彦氏は「絶対に当てないとダメですよ」と指摘すると、会社側は「後半で当てるようにします」と回答。事務所側はPR会社に謝罪を求めると、「調整に時間がかかる」と返答があった。ジャニーズ事務所としては特定の記者を当てないで欲しいという依頼はしていないという。こうした中、ジャニー喜多川氏が企画や構成、総合演出を担当していた舞台「少年たち」が上演された。
2回目の会見でジャニーズ事務所は被害者救済措置や新体制などを説明したが、日本商工会議所の小林健会頭は性加害の事実を知っていた人がジャニーズ事務所が新しく設立するエージェント会社に移り、タレントと一緒に活動するのは違うのではないかと懸念を示した。また、新会社でどのようなガバナンス体制がとられるのか注視していく必要があるという。来月で事務所を退所する岡田准一さんはひらかたパークのPRを務めているが、京阪HDは今後の契約について前向きに検討していく考え。二宮和也さんが中心となって動画を投稿しているYouTubeチャンネルではチャンネル名を募集して変更し、11月1日に再開を目指す考え。映画「アナログ」で監督を務めたタカハタ秀太氏はジャニーズ事務所の今後の方針について、個人的見解をSNSに投稿した。