台湾の世界的な半導体メーカー・TSMCや関連企業の進出に向けて工場の建設が進む熊本・菊陽町や周辺の地域では、交通量が増えて渋滞の悪化が懸念されている。菊陽町教育委員会は今月子どもたちの通学路の安全状況を調べたところ、町内6小学校のうち5校が”交通量が増加した危険箇所があり”という報告をしていたことがわかった。危険箇所は計39か所にのぼり、午前7時過ぎから前の道路が渋滞する学校や下校中の児童が横断歩道で車と接触するケースもあった。菊陽町教育委員会は、すべての危険箇所を点検し、県・警察などと協議して対策を急ぐとしている。