群馬県で120種類の醤油を販売する高橋さんに、醤油の世界を教えてもらう。国内で流通する8割を占める濃口醤油、関西地方で人気の淡口醤油、たまり醤油に、東海地方で使われる白醤油、醸造を2回繰り返す再仕込み醤油の5種類がある。厳密にはこの5種類だが、高橋さんはここに九州地方の甘口醤油を追加した6種類をベースとして販売。淡口醤油は、色は薄いが塩分濃度は高い。京料理から発展したと言われ、食材の彩りが楽しめよう色の薄い醤油が使われ始めたという。高橋さんは醤油の説明をする時に、「ワインと似てる」とするという。職人醤油では、醤油の特徴だけでなくどんな料理に合うか独自の早見表を作成し提案している。
住所: 群馬県前橋市敷島町265-3