古典落語をテーマにした絵本「まんじゅうこわい」は点字だけでなく2次元コードがついており、3Dプリンターに読み込ませると絵本に出てくる模型も作れる。絵本を企画した現役の落語家・春風亭昇吉さんは学生時代、落語を披露した盲学校の生徒たちの反応がよかった経験から落語家の道へ。そのときからいつか落語の点字絵本を出したいと考えていた。専門家などと検討を続け3Dプリンターで模型を作れるようにすると、障害がある人もない人も楽しめる絵本になるのではないか”と考え実現にこぎ着けた。この絵本で昇吉さんが伝えたいことは「多様性を認め合う」というメッセージ。障害のある人も楽しめる絵本の出版は近年増えつつある。専門家は可能性は開けていく世界だと思う、国にも手を貸してもらい子どもたちの手に届く図書が普及してほしいと話した。
URL: https://ruda.jp/