やってきたのは東京・葛飾区、御兄弟でたわし職人をしている佐柄さん兄弟。今回後継者不足を解消するために凄い技を見て欲しいという。たわしはまずシュロという植物の繊維を洗い、まっっすぐにしていく。その後たわしのサイズに裁断、これを針金の間に挟んでねじっていく。余分な毛を刈り込み、形を整え仕上げて完成する。この中で一番むずかしい工程は針金の間に挟んでのねじりの工程だという。素人がやると均等にならず繊維の密度も荒くなってしまうのだという。かといってねじり過ぎても針金が切れて良くないという。佐柄さんは均等に毛を整えねじっていく。あと1回捻じれば切れるという佐柄さん、実際に試すとその通りになった。