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「蒟蒻芋」 のテレビ露出情報

安政さん恵子さん夫婦にポツンと一軒家を案内してもらった。住居は3年前に解体した。冷蔵庫がないため湧き水で冷やしていたという。父・寅夫さんは賑やかなのが好きで、よく兄弟や親戚を集めていた。主な燃料は薪で、安政さんは薪割りを担当していた。孫やひ孫たちは普段入ることのない五右衛門風呂を楽しみにしていた。両親は日が暮れるとバスのベッドで寝ていたという。バスはもらったもの。安政さんの兄は元国鉄職員で、払下げのバスを購入した。両親は23年間山奥で自給自足生活を送った。平成14年寅夫が88歳のときに妻フサコさんと2人で山暮らしを続けることが困難になり、山を降りて老人ホームに入所した。寅夫が89歳のときに余命1年と宣告され、安政さんはすぐに大阪で営んでいた寿司屋を閉店し山口県に移住することを決めた。安政さんは生前お世話になったため恩返しの思いがあったと話した。いま畑ではじゃがいもやキャベツ、茄子など様々な野菜を栽培しており、長男は焼き鳥店を営んでいる。余命1年と宣告された寅夫さんだったがその後体調が回復した。4年間元気に過ごし93年の生涯を閉じた。フサコさんは6年後93歳で他界した。

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