日本に導入されてから約150年たつ学生服にいま変化が起きている。カジュアルで普段着として着用するパーカを制服に採用する学校が増えている。パーカ制服増加の背景を取材。東京・大田区・私立羽田国際高校。去年3月まで蒲田女子高校として83年の歴史を刻んでいたが、少子化で生徒数は定員割れ寸前となった。そこで去年4月から共学になり、学校名も変えて新たにスタート。その際、制服も変更し新しく導入したのがパーカ制服。羽田国際高等学校・簡野裕一郎校長は「学校説明会などでもパーカーが注目された。初年度1規制も男女比率1:1。パーカーを期待と選んでくれた生徒もいたのでは」と語った。パーカ制服の導入で志願者数が増えたという学校はほかにも。大阪夕陽丘学園高等学校では2020年の志願者は286人だったが、パーカ制服を導入した21年には444人、更に翌年には560人となった。パーカー制服を導入する学校が北は北海道から南は九州まで全国で増加している。
住所: 東京都大田区本羽田1-4-1
URL: http://www.kamata-joshi.ota.tokyo.jp/
URL: http://www.kamata-joshi.ota.tokyo.jp/