きょうのテーマは「自治体や企業で支援広がる男性更年期障害」。「更年期障害」意識調査では「男性にも更年期にまつわる不調があること」を「よく知っている」と回答した人は1〜2割、「更年期症状を自覚してから医療機関受診までの期間」では「受診していない」が8割超だという。マイシティクリニック・平澤精一総院長は「男性の場合、更年期障害の1つにうつ症状がある」としうつ病と判断がつきにくいが更年期障害の可能性もあるという。ホルモン量減少で夜間頻尿にになる人がいて男性更年期障害の可能性が高いという。厚生労働省の「男性更年期障害チェックシート」では17項目をなし1点、非常に重いを5点で合計27点以上で更年期障害の可能性がある。平澤医師は「今まで好きだった趣味に興味がなくなったなどの家族が気付くサインがあり変化を認めれられたら要注意」とした。男性更年期障害の原因は主要な男性ホルモンである“テストステロン”の減少で男性更年期障害を放置するとうつ状態が悪化、筋力低下が進み肥満やフレイルとなり将来的に認知症や寝たきりなどにつながる恐れがある。性ホルモンの減少は40歳以降男性の更年期は40代以降いつでも起こりうる。男性ホルモンが減少するのか、40代以降中間管理職になるなど職場で多大なストレスに見舞われる。さらに仕事で褒められるなど評価をされる機会が減、達成感が得にくくなる。男性更年期で気をつけること。男性ホルモン分泌に必要な栄養を摂取する、有酸素運動や筋力トレーニングを行う、十分な睡眠と質の向上などを心がけていく毎日の積み重ねが大事だということ。