この日、国内外の東横INN全365店舗の支配人が集う会議が開かれた。女性が多く、東横INNの支配人の98%は女性。その多くが地元採用で最初から支配人候補として採用されている。積極的に女性を採用しているのは、創業当時からの伝統で、従業員の8割は女性で、役員も半数を超えている。東横INNでは新人の支配人を支える制度も充実。キャリア7年の支配人と新人支配人が食事をし、ひよこクラブという、新人支配人の悩みを聞くメンター制度がある。他にも支配人は会社全体の運営にも関わっている。委員会制度は支配人が議題ごとに集まり、経営や運営の改善点を話し合う。そこで出た改善案は経営陣に提言できる。さらに支配人は勤務時間や休日を自分の裁量で決めることができるという。黒田は女性が多い理由には創業者の父はホスピタリティーやサービス業に全く経験がない所から創業したため、自分の行きつけの飲食店のママに支配人を頼んだのが始まりだったという。支配人の働き方については朝早く出勤する場合や出勤を遅くして夜まで働くという働き方もあり、ホテルは365日24時間開いているので、支配人がどこを見たいか、固定した出勤時間だと、会える客や景色も限られてしまうため時間を変えて出勤するようにと奨励しているという。、また支配人の年収では入社1年目は480万円。10年目には761万から1212万円になるという。黒田は10年目以降の値段の振れ幅が大きい理由には、等級によって変化し、業績を伸ばす人、店舗の稼働率に応じてインセンティブがつくという。さらに黒田は面接の時に必ず苦労した体験を聞く理由は?について支配人を募集する際は前職の経験や職歴は問わないが、唯一リーダーとしての経験を問うという。その時に全てうまくいったという人は危ないと答え、失敗したことを語れる人はその後を乗り越えてうまくいったに違いないと思っていると答えた。
