農林水産省は4日前、SNSに、「ゆで卵を茹でずに作る方法」を投稿した。鍋に、卵と高さ1センチの水を入れ、沸騰したらフタをして4分加熱する。火を止めて3分待てば、完成だ。半熟のゆで卵が完成した。火を止めて5分待つと、完熟に仕上がるという。使う水が少なく、お湯をわかす手間も省けるとして、投稿から4日で7200件以上のいいねがついていた。コロナ禍に、品薄になった食料品にまつわる発信でフォロワーが増えたことがきっかけで、食品などを扱う省庁として、時短・簡単レシピを発信するようになったという。警視庁の警備部災害対策課は、災害時にも活用できる高密度ポリエチレン袋を使った蒸しパンのレシピを投稿している。鍋を汚さず調理できて、洗わずにすみ、災害時にも活躍する。防災意識を高めてもらえるよう、身近なものでできる防災術としてレシピを発信しているという。袋に、ホットケーキミックスと野菜ジュース、お好みでコーンなどを入れ、もんで混ぜ、水をはった鍋に、ザルと袋を入れ、10分ほど煮立たせる。火を止めて10分蒸らせば完成だ。JA全農が紹介したのは、千葉県の酪農家が作る郷土料理「チッコカタメターノ」。温めた牛乳に、お酢を入れて素早く混ぜると、固まり、水分をしぼれば、完成だ。チッコカタメターノという名前は、牛乳を固めたを意味するとも言われている。牛乳の消費を促す狙いもあるという。