都知事選をめぐっては立憲民主党は支援した蓮舫氏が次点にもならない3位と惨敗し、党内から共産党との距離感や執行部の責任を問う声も浮上しているが、立憲党幹部からは「連帯責任ではない」との声が聞かれる。政府・与党内では小池氏の勝利に安堵の声があるものの、自民党は小池氏を表立って応援しない「ステルス支援」。同時に行われた都議補選では自民党が擁立した8選挙区のうち2勝にとどまるなど、自民党の裏金事件による逆風が浮き彫りになるなど勝者のいない選挙となった。この結果を受けて総裁選挙では新たな顔を求める声が強まることが予想される。