いまから100年前の関東大震災発生直後の映像に、未曾有の大災害の危険に気づけず笑みを浮かべる人たちが映っていた。関東大震災では7割の人が家を失い、10万5千人余りが命を落とした。このとき撮影されたモノクロ映像を8K高精細カラー化し分析した。映像を見た研究者は「当時借家の人が非常に多かったので、家財があるせいで人口密度が高まって避難の移動の障害になって逃げることが出来なかった」などと指摘した。また、対岸で大火が発生していたなか、人々が橋に殺到。人や物に押し潰され、火の手が襲いかかった。
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