全国各地で空き家が問題となる中、白川郷は空き家ゼロ。白川郷3つの掟、売らない、貸さない、壊さない。家を受け継げるのは家族のみというこの掟を53年前から守り続けてきたので変わらない風景。毎年住民の3000倍の人が来るのにゴミがない。美しい景観を守るために村民がしていることは、持ち帰り運動の推進、住民のゴミ拾い&引き取り。住民の手で守られている白川郷の景観。白川郷の合掌造りの家にはかやぶき屋根を長持ちさせるのに欠かせない囲炉裏が設置してある。囲炉裏から発生する煙はかやが腐ることを防止したり虫が食べるのを防いでくれる。最近は囲炉裏がない家も増えて約20年に1回のふき替えを行っている。一方囲炉裏がある家は煙の防虫防腐効果で40〜50年に1回。昔は住民総出、今では専門業者に頼む事が多い。雪下ろしは今も住民が行っている。こうした住民たちの保全活動で守られてきた風景。平成7年、世界文化遺産に登録された。人が住む村落としては世界で3番目。暮らしながら風景を守るため、エアコンを設置するなど時代に合わせた変化も認める。変化したことで人気になったものがある。2021年にオープンした白川郷ぷりんの家。最新設備と江戸時代の建物が融合。白川郷の湧き水を使ったジュレとカスタードプリンが層になっている「水ぷりん」などを販売している。白川郷ぷりんの家スタッフ・下山薫さんは東京・八王子出身で、白川郷に住みたいと今の夫と結婚。現在は3人のお子さんと家族5人で白川郷を守っている。世界遺産集落から車で5分ほど離れた場所には、世界遺産集落周辺にも世界に誇れる様々な風景が広がっていて、パックラフト、SUP、サイクルツアー白川郷など全部で9種類のアクティビティを楽しむことができる。さらに世界遺産集落の北側にある蕎麦庄やまこしは2019年にミシュランプレートに選ばれている。こだわりは貴重な在来種だけを使った手打ちそば。独特な渋みが特徴。そば粉の割合は8.5割。噛むほどに渋みが甘みに変化。また店には宿泊施設もある。この他「てんぼうだいのカフェ」の白川郷チュロスを紹介するなどした。グップラ期間中は人からの思いやりエピソードなどグップラ公式Xにて募集中!、抽選でグップラ商品がもらえる。
住所: 岐阜県大野郡白川村荻町1786-3
URL: http://www.hidatakayama.ne.jp/sobasyou-yama
URL: http://www.hidatakayama.ne.jp/sobasyou-yama