実は今回の調査で母方・薄場家についても意外な事実がわかった。仙台藩の家臣の記録に「薄場庄三郎」の名前を発見。戸籍などから薄場家の先祖であることがわかった。庄三郎は御台所人組という料理番の1人でいくら入りの鮭の焼き物やたらの汁物など仙台藩はグルメで知られていた。荒井春夫と薄場貞子は伊達家を支えた先祖を持つカップルであった。2人はまもなく結婚を意識するが、年の差が16歳あったこともあり周囲は大反対した。春夫は意を決して薄場家を訪問しその時立ち会っていたのが依頼者のおば・洋子さんであった。春夫と対面した貞子の父・敬は後遺症で歩くのが不自由だったが、春夫は町で見かけて声をかけて気遣っていた。荒井家の名奉行が持っていた困っている人へのまなざしは時代を超えて受け継がれ、薄場家との縁を結んだ。盛従は他にも様々なエピソードが残っており、安永疑獄という仙台藩の重臣たちが出世や昇進を巡り内紛となる一大事だったがこの時も盛従の取り調べをして解決に貢献したという。伊達みきおのルーツが仙台藩と伊達家と深く繋がっているのは以前ファミリーヒストリーでわかったが、少しVTRで振り返っていく。
