王座戦5番勝負の4局は永瀬拓矢前王座の先手で始まった。杉本昌隆は2人の特徴について、藤井八冠は角・永瀬前王座は金や香車に例えて話した。対局が大きく動いたのは12時間経った21時前で、藤井八冠が指した122手目はAIが示したベストな手ではなく勝利確率が2%となった。しかし永瀬前王座の123手目で藤井8冠の勝率が99%に変化し藤井聡太八冠が勝利した。藤井聡太八冠は5歳で将棋に出会い14歳2カ月で史上最年少棋士になり、デビューから29連勝を達成した。その後も史上最年少での棋聖等の毎年タイトルを獲得し21歳2か月で八冠を達成した。