自治体トップによるパワハラの問題。今日の秋田・鹿角市の議会。職員へのパワハラが認定された鹿角市・関厚市長の不信任が議決され、きょう付けの失職となった。関市長は「反省して謝罪してきているところ」と語った。市が設置した第三者委員会は今年1月、計12件の言動をパワハラと認定した報告書を提出。そのうちの1つのケースの音声データは市議会に提出した議案に対し議員が反対して不同意になったことについて職員を叱責した際のもの。第三者委員会の報告書を受けて市議会は市長の不信任を議決。これに対して市長は議会を解散。市議会議員選挙が行われた。今日、新たな議員による市議会は市長に対する2回目の不信任を議決。50日以内に市長選挙が行われる。関市長は記者会見を開き「後戻りができない不退転の状況で今後も難しい問題を解決していくことは自分にしかできない」と述べ、市長選挙へ立候補する意向を表明。市長選挙には元文部科学省職員・藤井陽光氏も立候補することを表明。