高梨沙羅は札幌の大倉山ジャンプ競技場をめぐるツアーでガイド役を務めていた。先輩方が歴史を作って引っ張ってきてくれたスキージャンプを広めたいという思いがある。3度目のオリンピック北京五輪の混合団体で高梨はスーツ規定違反により失格となり、混合団体は4位となった。一度はジャンプから離れることも考えたというが、4か月後に現役続行を表明した。ジャンプを守り続けるために、新たな試みをはじめた。JUMP for The Earthは雪山の自然環境を考え守り、次世代に残すプロジェクトでトレッキング・ゴミ拾い、高校生との意見交流会などを実施している。ライバルであり盟友である伊藤有希とともに、去年は日本ジャンプ女子史上初の表彰台独占を果たした。19歳の一戸くる実は去年の札幌3試合では高梨、伊藤に次ぐ3位に2度入りW杯開幕メンバーとなった。佐藤柚月、中学3年生で国内大会初優勝。佐藤も高梨沙羅と同じ15歳でW杯デビューを果たした。小林陵侑はジャンプ界を変えるために必要なことは僕は結果を出すことしかできないから、周りの人のサポート助け、関わっていただける人の数が大事だと話した。
住所: 北海道札幌市北区北16条西2