立憲民主党の代表選挙がきょう告示され、野田元総理大臣、枝野前代表、泉現代表に加え、当選1回の吉田議員が立候補にこぎつけた。立憲民主党本部前から中継。ある立憲民主党の幹部は今回の代表選について、「次の衆議院選挙で戦う顔を選ぶ選挙だ。きょうから政権交代に向けた戦いが始まる」と語っている。野田元総理「政権交代前夜という位置づけの代表選挙だと。ほどなく解散総選挙があるだろうから、その戦いを意識したまさに政権を取りに行くための心合わせの場だ」。枝野前代表「ヒューマンエコノミクス、人間中心の経済。1人1人が支え合って安心して暮らせる未来を皆と一緒につくっていく。その第一歩としてこの代表選挙、勝たせてほしい」。泉代表「立憲民主党は前向きに日本を伸ばす。産業を伸ばす。だからこそ我々に託してほしい。私、泉健太に託してほしい」。代表選挙には野田元総理大臣、枝野前代表、泉代表の3人のほか、必要な推薦人の確保に難航していた当選1回の吉田衆院議員が締め切り直前に推薦人の確保にこぎつけ、4人目の候補として滑り込んだ。吉田議員「1期生の吉田が何ができるんだということがあるかもしれないが、これまでの代表選挙にあるようなこの常識も変えていきたい」。代表選挙では次の衆議院選挙に向けて、他の野党との連携の在り方などが議論される見通し。投開票は今月23日に行われ、新たな代表が選出される。