来週28日に投開票が行われる衆議院東京15区の補欠選挙について、JNNが中盤情勢を分析した結果、立憲民主党・酒井菜摘氏が優勢であることが分かった。東京15区は公職選挙法違反事件で自民党を離党した柿沢未途前法務副大臣の辞職に伴うもので、届け出順に9人(諸派・福永活也氏、無所属(国民民主党推薦)・乙武洋匡氏、参政・吉川里奈氏、無所属・秋元司氏、日本維新の会(教育無償化を実現する会推薦)・金澤結衣氏、諸派・根本良輔氏、立憲民主党・酒井菜摘氏、諸派・飯山陽氏、無所属・須藤元気氏が立候補している。JNNでは昨日から今日にかけて電話による調査を行い取材を加味して、中盤の情勢を分析によると酒井氏が優勢で金澤氏、飯山氏が続いている。一方、小池百合子都知事らの政治団体などが推薦する乙武氏を支持する人は、小池知事を支持すると答えた層の約2割にとどまり伸び悩んでいる。ただ今回の調査では、約3割の人がまだ投票先を決めていないと答えていて、今後情勢が大きく変わる可能性がある。