(中継)国会記者会館。今後の政権運営のポイントについて。1・解散戦略への影響。岸田首相は今の国会中の衆議院予算委員会の解散総選挙を模索してきたが、閣僚経験者は「解散なんか笑われる。これで選挙は戦えないという共通認識ができた」と厳しい見方。自民党議員は「予想以上に風当たりが厳しいことが明確になった」など、自民党内では岸田総理のもとでの選挙は「厳しい」との声が出ている。これに対して岸田首相側近議員は「今は逆風を耐えて次のチャンスを待つしかない」と話す。2・岸田おろしの動きが広がるか。自民党幹部からは「流れを変えるには総理が辞めるしかない」との声もある。別の自民党幹部は「今は政治改革を進めないと誰に変えても一緒だ」との意見も多い。現時点で「岸田おろし」の動きは広がりを見せず。立憲民主党・泉代表は「自民党の政治改革案がやはり進まないようであれば、我々は早期の解散これを求めていきたい」と述べた。立憲民主党は全勝の勢いにのり早期の解散総選挙に追い込みたい考え。連休明けの国会は政治資金規正法の改正が最大の焦点。