総務省が国勢調査の速報値をもとに行った試算によると、衆院小選挙区で議員1人あたりの人口の最多は福岡2区、最少は石川3区で、1票の格差は2.274倍。格差が2倍以上となる選挙区は39にのぼった。法律では格差を2倍以上にならないようにすると定められていて、衆院選挙区画定審議会では9月までに発表される確定値を踏まえ、「区割り」作業が本格化する。今回対象となるのは21の選挙区。今後1年以内に区割りの改定案を策定し、政府に勧告する見通し。今回の調査結果は衆議院で与野党が議論する選挙制度改革にも影響を与える可能性がある。今朝、衆議院の議員定数削減をめぐって与党の実務者が会談し、定数の1割を目標に削減する法案を今国会に提出し成立を目指すことを改めて確認した。今後、議員定数をめぐる与野党の議論が加速する見通し。
