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「袴田巌」 のテレビ露出情報

ジャーナリストの江川紹子と情報公開クリアリングハウスの理事長である三木由希子がゲストに登場。調査報道の意義について江川らは様々な虚偽情報が飛び交っている中で何が正しいのか掘り下げて調査するのが調査報道の役割であり今の時代だからこそ大事などと語った。調査報道大賞で大賞となったNHKスペシャル「“冤(えん)罪”の深層~警視庁公安部で何が~」大川原化工機(NHK)では関係者の独自取材や独自資料をもとに公安部で何が起きていたのかを検証していた。江川らは公安部は閉鎖的で秘密主義な組織であり、そうしたことを映像の力でしっかり示していたなどと伝えた。
冤罪事件として静岡地裁無罪判決により検察が控訴を断念し袴田巌が無罪確定して県警本部長が謝罪したと紹介。三木らは証拠の信頼性をどう担保しているのか自体が手続き的にも問題があると思われ、当事者にあたって事実を掴むことは報道機関や調査報道でしかできないことであり、冤罪事件に限らずに隠されている事実があることを常に考えて取材すべきなどと伝えた。全国紙・雑誌部門で優秀賞となった読売新聞の記事「海外での移植手術で臓器売買か、都内NPOが仲介… 術後に日本人間者が重篤に(読売新聞東京本社)」では、NPO「難病患者支援の会」が海外コーディネーターに支払った約8万ドルのうち、約1万5000ドルがドナー費用だと報じており、NPOの代表は去年2月に無許可で腎臓移植をベラルーシで受けさせた疑いで逮捕され、去年11月には東京地裁は懲役8カ月の実刑判決を下し、先月に控訴審が結審して判決は12月に言い渡される予定となっている。江川らはこの調査報道により結果が出たため極めて意味のあったことだと評価ができるなどと解説した。
全国紙・雑誌部門 優秀賞となった「社会福祉法人、結婚希望の知的障害者に不妊処置求める(共同通信)」では、あすなろ福祉会の施設で知的障害があるカップルが結婚を希望する場合に不妊処置を求められていたことを報じ、去年6月に北海道は法人に対し改善するよう指導した。江川らはこの事件を最初に取材したのは若い記者であり、若い世代の人権感覚を皆で支えたチーム取材の良さが際立っていたなどと解説した。地方紙・専門誌部門 優秀賞となった『「河井事件」を巡る安倍政権幹部の裏金提供疑惑スクープ(中国新聞、中国新聞デジタル)』では、河井克行元法相の家宅捜索で政権幹部から現金提供があった疑いを示すメモを検察が押収していたと報道し、河井元法相はメモの存在や資金提供を否定している。江川らは刑事事件になったにも関わらず検察が事実を解明しなかったことも問うているなどと話した。
映像部門 奨励賞となった「揺さぶられっ子症候群を検証した一連の報道(関西テレビ)」では、揺さぶられっ子症候群=SBSについてや、国が作成した子ども虐待対応の手引きでは揺さぶりによる虐待を疑うべきと記されたが、家庭内事故や病気で出血した可能性が高いことが判明し2018年以降に10人が無罪判決が確定していることに注視して報道してきた。こども家庭庁は子ども虐待対応の手引を改正し、揺さぶられっ子症候群の診断基準などを削除している。江川らは誤認により親子を引き裂いた時にどういうことが起きているのかを自分たちはあまり知らなく、自分事としてこういう問題を考えられるのはテレビの強みなどと伝えた。江川らは調査報道について、多額の資金、多くの人の力、手間暇、時間がかかるものであり、後回しにされがちであるにも関わらずに調査報道に尽力する人々を支えていくべきなどと説いた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年11月23日放送 12:40 - 12:45 NHK総合
Nスペ5min.(Nスペ5min.)
元死刑囚・袴田巖さん。44年もの間独房で死刑の執行に怯えてきた袴田さんの精神は深く蝕まれていた。1966年6月30日静岡県旧清水市でみそ会社の専務一家4人が刃物で殺害され家に火がつけられた。警察は従業員で元ボクサーの巖さんをボクサー崩れと呼んで犯人視。決定的な証拠がないまま逮捕に踏み切った。巖さんは裁判が始まると無実を主張。しかし事件から1年2か月後、血がつ[…続きを読む]

2024年11月21日放送 15:45 - 19:00 フジテレビ
イット!All news4
58年前の事件で一度は死刑が確定した袴田巌さんは、やり直しの裁判を経て先月、無罪が確定した。こうした中、静岡地検・山田英夫検事正が袴田さんに直接謝罪する方針であることが分かった。弁護団によると今月27日に山田検事正自ら袴田さんの自宅を訪れ、姉ひで子さんと弁護士も立ち会う予定。山田検事正は審理が長期化したことに対する謝罪や、袴田さんを犯人視していないことなどを[…続きを読む]

2024年11月21日放送 11:30 - 11:45 日本テレビ
NNN ストレイトニュース(ニュース)
58年前、静岡県で一家4人が殺害された事件の再審(やり直し裁判)で無罪が確定した男性に27日にも静岡地検の山田英夫検事正が直接謝罪することを調整していることがわかった。検事正は男性を犯人視していないことなどを伝える意向。男性の無罪判決をめぐっては畝本直美検事総長が談話を発表し「証拠の捏造について具体的な証拠や根拠が示されていない」と強い不満をあらわにしていた[…続きを読む]

2024年11月21日放送 11:30 - 11:50 フジテレビ
FNN Live News days(ニュース)
58年前の事件で一度は死刑が確定した袴田巌さんは、やり直しの裁判を経て無罪が確定した。こうした中、静岡地検の山田英夫検事正が袴田さんに直接謝罪する方針であることが分かった。弁護団によると今月27日に山田検事正自らが袴田さんの自宅を訪れ、姉ひで子さんと弁護士も立ち会う予定。山田検事正は審理が長期化したことに対する謝罪や袴田を犯人視していないことなどを伝えるもの[…続きを読む]

2024年11月13日放送 23:40 - 23:45 NHK総合
ニュース・気象情報(ニュース)
日本弁護士連合会の呼びかけで死刑制度のあり方を議論してきた司法関係者や学識者らは、政府や国会内にも制度について根本的に検討する会議を設けるべきだという報告書をまとめたと報じた。

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