1月、ブロードウェイ・ミュージカル「トッツィー」が日本で初演を迎え、山崎育三郎はドタバタのコメディー劇で売れない俳優のマイケル、女装した姿のドロシーを演じ分けた。1公演で30回の早替えを行った他、ドレス姿で歌声を披露。マイケルからドロシーに早替えする際、服装に加え、カツラやアクセサリー、メイクも施さねばならず、30秒で完了させた。1公演あたり30回、それが79公演あり、早替えはトータルで2379回。マイケルのドスの効いた声、ドロシーの女性らしい歌声は声帯に負担をかけたという。そして、公演期間中、早朝には子供からキャッチボールをせがまれたという。大泉洋は「1人、お子さん預かりますよ。大変すぎる」と提案した。