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「裏木曽三ツ緒伐保存会」 のテレビ露出情報

裏木曽三ツ緒伐保存会の熊田貴則さんは岐阜市出身で10年前に中津川市に移住、森林整備の仕事に携わりながら活動している。三ツ緒切りは伝統に則って行われる。その特徴は黒く印を付けた斧を入れない弦と呼ばれる部分を3カ所残し、機の中に空洞を作ること。こうすることで木材の割れを防ぐことが出来る。空洞が大きくなると弦の1つを切り離してバランスを崩し、木が倒れかかったところでさらに2つの弦も切る。切り株に倒した木の先端を挿し、山の神に感謝を捧げる。この技術を受け継ぐのは簡単ではなく、直面したのは20年の間に進んだ世代交代。保存会は20~30代の比較的若い世代が多く、前回の伐採式を経験した人はほとんどが引退している。3年前に保存会へ入った青山裕紀さんは、初めは斧を狙った所に繰り返し当てるのも難しかったという。さらに同様の技法が残る長野県の保存会などとの練習会に参加。経験豊富なベテランから県を超えて技術を学んできた。今月の伐採式では樹齢110年のヒノキの大木に斧を入れた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年6月4日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(特集)
伊勢神宮で20年に1度行われる式年遷宮。およそ1300年の歴史があるとされる。御神体を納めるヒノキは長野県と岐阜県で切り出され、岐阜県中津川市では明日20年ぶりに伐採作業が行われる。三ツ緒伐りと呼ばれる技法で伐採されるが、その技を取材した。

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