外国企業から巨額の買収提案を受けている日本最大の流通グループ・セブン&アイが、会見で井坂隆一社長の退任のほか独立路線継続に向けた新たな経営策を発表。業績不振が続くイトーヨーカ堂などの事業を束ねる会社をアメリカの投資ファンドに約8150億円で売却し、北米のコンビニ事業は26年度中に株式の上場を目指す。これらによる資金で30年度までに2兆円という巨額の自社株買いを行い、株価アップとカナダ企業から提案されている買収からの防衛につなげたいねらい。新たな社長には、西友のトップなどを務めていたセブン&アイHD社外取締役・スティーブンヘイズデイカス氏が就任する。
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URL: http://www.seiyu.co.jp/
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