中国の大型連休が始まる。羽田空港には中国人観光客が続々と到着していた。大型連休でのべ20億人以上が大移動すると予想されている。中国人観光客を取材すると処理水問題をめぐり二極化する中国国民の感情が見えてきた。独学で日本語を学び10回目の来日となる26歳の上海から来た女性に密着。吉祥寺で飲食店を探す女性は両親には日本で海鮮丼を食べることを話していないという。若者は自らSNSをチェックし情報を判断している。女性は「高齢者はより政府の発表に注目する」と話す。中国在住の日本人・廣井佑樹さんはホテル予約をしようとした時に、従業員から「公安に確認しなきゃいけない」と言われたことを明かした。