母親の木村慧さんが思いもよらない出来事に遭遇したのは妊娠7か月だった去年11月。愛知県西尾市で駅を利用したところめまいがして気を失い、およそ1m下の線路に転落した。電車の到着まで、およそ5分。無人駅のため、職員はいない。その時助けてくれたのは高校生。しかし、名前も学校名も告げることはなかった。どうしてもお礼を伝えたいと木村さんは駅を利用している高校を調べた。しかし高校は3つありメールと電話で問い合わせ。助けてくれた高校生を探し当てることができた。木村さんとおなかの赤ちゃんを救ったのは駅を使っていた西尾高校の生徒5人。5人は学校での試験を終えて塾や家に向かう途中、とっさの判断だった。そして一昨日生後1か月になった赤ちゃんは初めて命の恩人と会うことができた。赤ちゃんは助けてくれた高校生に抱かれてぐっすり眠っていた。
