今週末戦後80年の終戦の日を迎えるが、番組ではさん背負うが残した教訓、いまに続く地続きのメッセージを伝える。今日は映画監督の西川美和さん。この夏はじめて戦争をテーマにした作品の制作を進めている。その撮影現場に密着した。戦争孤児が生き抜く姿を映し出す。こだわったのは子どもたちの目線で見た戦争を描くこと。こうした表現を描いた背景には、広島市出身で繰り返し戦争体験を聞いてきた、自身の経験があった。監督の思いを受けて、演じる子どもの意識にも変化があった。監督は戦争を体験していない世代でも、悲惨な過去と向き合い続けることが、過ちを繰り返さないことにつながると考えている。