600年に渡る西洋美術の歴史を紐解く展覧会「西洋絵画、どこから見るか?」が国立西洋美術館で開催中。会場を訪れたこがけんは川瀬佑介氏に案内され、フアン・サンチェス・コターンの「マルメロ、キャベツ、メロンとキュウリのある静物」、フアン・バン・デル・アメンの「果物籠と猟鳥のある静物」を鑑賞。前者の描法が後者に影響を与えているのが見て取れるが、差異も見いだせる。続いて、ベルナルド・ベッロットの「ヴェネツィア、サン・マルコ湾から望むモーロ岸壁」、ユベール・ロベールの「マルクス・アウレリウス騎馬像、トラヤヌス記念柱、神殿の見える空想のローマ景観」を紹介。ベッロットはヴェネツィアの観光スポットを写実的に描いた一方、ロベールは理想のローマを生み出したという。
展覧会で販売されているグッズが田中直樹ら出演者に贈られた。
展覧会で販売されているグッズが田中直樹ら出演者に贈られた。