日本一の地価、銀座2丁目4210万円(1平方メートル)。きのう国土交通省が発表した土地取引の目安となる基準地価。全国平均は去年に比べてプラス1.4%となり、3年連続で上昇。東京圏の商業地の上昇率上位10カ所の内、4地点を占めているのが東京都台東区の浅草周辺。上昇率トップの台東区西浅草2丁目は25%も上昇。土産屋や飲食店などが多く立ち並んでいる浅草では外国人を含めた観光客が回復したことで店舗などの需要が増加傾向にあり地価の上昇が拡大している。一方、地方の都市や観光地も上昇基調が強まっている。住宅地の価格が急上昇しているのが沖縄県恩納村。上昇率は全国トップの29%。恩納村は沖縄本島の中央の海沿いに位置し、空港から車で約50分の場所にある。透き通った青い海でシュノーケルやダイビングで楽しむ事ができ、美しいサンゴの島としても有名。