おととし7月に静岡県熱海市で大規模な土石流が発生した。違法に造成された盛土が崩れ、28人が犠牲となった。伊豆山地区の土砂が流れ降った周辺は原則立ち入り禁止の警戒区域に指定されていたが、先月1日に解除された。被災し非難を続けてきた小林昭一さんは、自宅が半壊する被害を受けた。妻の藤子さんが軽度の認知症を発症したため、帰還を急いでいた。被災から2年3か月近く経ち、ようやくふるさとへの帰還を果たした。
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