TVでた蔵トップ>> キーワード

「認知症」 のテレビ露出情報

60代の田中さんはここ数年、探し物が増え、新しいことを覚えるのが難しくなっている。娘からすすめられて病院を受診したところ、アルツハイマー型の軽度認識障害と診断された。主治医から提案されたのは去年9月に承認された新薬・レカネマブ。アルツハイマー病の患者の脳には異常なタンパク質がたまり、神経細胞が壊れることで脳が萎縮していくとされている。レカネマブはこのタンパク質に結合して取り除くことで症状の進行を抑制する。原因とされる物質を取り除く薬は初めて。田中さんは今年4月から点滴による薬の投与を2習間に1回受けている。この薬は1年半の投与で認知機能の悪化を5か月余り抑制する効果があるとされている。投与の対象はアルツハイマー病による軽度認識障害、軽度の認知症の患者。現場の医師は効果をみるにはさらに多くのデータが必要だという。これまでに治療を受けた患者は約5000人。薬への期待が高まる一方で供給体制の課題も見えてきた。
東京・板橋区にあるクリニックでは現在、6人の患者にレカネマブを投与しているが、これ以上受け入れを増やせないという。院内の点滴スペースには限りがあり、1回に1時間以上かかる点滴に対応する看護師も不足している。さらに、治療ができる医療機関の数が少ないという課題もある。患者は治療を開始して半年間は副作用に対応できる設備が整った医療機関で薬の投与を受ける。その後は地域のクリニックで治療を続けるのが一般的だが、患者を受け入れる認知症の治療に関わる学会の専門医が常駐していることが条件とされている。専門医がいるクリニックの数は限らるため、現在全国で900か所にとどまっている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年11月25日放送 19:30 - 19:57 NHK総合
クローズアップ現代認知機能は改善する!?最新研究 カギは“4つ同時”
人と会う約束を忘れる、同じものを何度も買う、財布に小銭がたまるなど、認知機能が低下して生活に支障が出ると認知症と診断される。この前の段階で対応すると、認知機能は改善するとされてきた。今年9月、最新の研究で4つの対策を組み合わせると認知機能が向上すると実証された。
認知機能に関する注目の研究が行われたのは兵庫県丹波市。65~85歳の約200人、1年半かけたプ[…続きを読む]

2024年11月25日放送 0:55 - 1:25 日本テレビ
NNNドキュメント’24もう、伝えられない ~孤独死6万人の時代~
葬儀店「いしはら葬斎」を営む石原夫妻にとって忘れられない葬儀がある。その葬儀の依頼者女性と石原夫妻が再会した。女性が両親の家を訪ねたときには家はゴミ屋敷状態であり、悪質な訪問販売を母が断りきれず借金も多額にあった。女性の父は妻が借金の自責から家を出てからも年金で返済を続けていた。女性は父が子である自分たちに尽くしてくれていたなどと思い出を話した。借金の返済も[…続きを読む]

2024年11月24日放送 23:45 - 0:05 NHK総合
ドキュメント20min.(オープニング)
認知症は高齢者の5人に1人がなるとされる。徘徊は”ひとり歩き”や”迷い歩き”と言い換えることが増えている。

2024年11月24日放送 7:00 - 7:40 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(特集)
認知機能の改善を目指した研究について。ことし1月、認知症の人が安心して暮らせるための国や自治体の取り組みを定めた認知症基本法が施行されて、新しい治療薬の投与も始まるなど、注目が集まっている。最新の研究で、運動や食事の改善などを組み合わせて継続することで、認知機能を改善できる可能性が見えてきた。神戸大学などの研究グループが、兵庫県丹波市で2020年から行った研[…続きを読む]

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.