認知症治療薬「レカネマブ」の今後の展開と課題についてスタジオで解説する。アメリカではすでに1年半以降も継続投与することが認められている。日本でも厚労省は1年半以降継続するかどうかを病院側が判断してよいという指針を出しているので、必要性が確認されれば薬の継続投与は可能。去年は、「レカネマブ」に続いて、認知症の進行を遅らせる薬が登場するなど研究は日々進んでいる。一方で、どの薬も全ての認知症患者が対象になるわけではない。投与を希望する患者や家族は早い段階で医療機関に相談することが大事なポイント。進行を食い止める、症状を改善する効果のある薬を期待して待ちたい。